QueSeraSera ♪なるようになる〜

卓球と読書と気ままな日常のあれこれ

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「月と日の后(下)」冲方丁

中宮彰子が敦成親王を産み欣喜雀躍する道長。彰子は外戚になるべく暗躍する道長と対峙するようになるが なんと愛する一条天皇が亡くなってしまう。次代の三条天皇は朝廷を上手く纏められず道長や諸卿との確執が続き 次第に彰子は国母としてだけでなく、藤原…

「月と日の后(上)」冲方丁

単行本で並んでいたときから気になっていたが、 意外にも早く文庫落ちしたので早速読んでみた。平安中期、最も華やかであった時代、藤原彰子の物語。 というより中宮彰子の方が通りがいいか。道長の娘であり紫式部が仕えた中宮として有名だが 中宮であった期…