講談社現代新書の「今を生きる思想」シリーズ。
デカルト、カントと並び日本でも人気な
ショーペンハウアー哲学の入門書のような一冊。
最初にショーペンバウアーの生涯を紹介していることで
単純に哲学を解説するより親しみ易さが増している。
やっぱり背景を知ることは大事だな。
第一章 哲学者ショーペンハウアーの誕生
その障害と旅路
第二章 悲惨な生と「意思の否定」
主著「意思と表象としての世界」における求道の哲学
第三章 人生いかに生きるべきか
晩年の「余録と補遺」に見る処世の哲学
第四章 ショーペンハウアー哲学のアクチュアリティ