著者は原子力工学の博士号をもつ科学者。
シンクタンク日本総合研究所の創立メンバでもあるらしい。
そんなバリバリ理系な科学者が
観念的宗教的な「死」について
どう科学的に考えているのか?
自分もバリバリ理系だったので
とても興味があって読んでみた。
量子力学や宇宙論が華やかだった時代に
理工系の大学に在籍していたこともあり
理論物理学も少しは聞き齧ったけれど
「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」
なる最近のものは初耳。
量子力学や相対性理論のように
人間の感覚とは大きく違った世界の理論であり
まだ実証された理論ではないけれど
この仮説が正しければ「死」をも理論的に説明がつくらしい。
ん〜😑
トンデモ本と紙一重って感じだったなぁ。
ちょっと俄かには受け入れ難かったな。
序 話 この本を手に取られた、あなたへ
第一話 あなたは、「死後の世界」を信じるか
第二話 現代の科学は「三つの限界」に直面している
第三話 誰もが日常的に体験している「不思議な出来事」
第四話 筆者の人生で与えられた「不思議な体験」
第五話 なぜ、人生で「不思議な出来事」が起こるのか
第六話 なぜ、我々の意識は「フィールド」と繋がるのか
第七話 フィールド仮説が説明する「意識の不思議な現象」
第八話 フィールド仮説によれば「死後」に何が起こるのか
第九話 フィールド内で我々の「自我」(エゴ)は消えていく
第十話 フィールドに移行した「我々の意識」は、どうなるのか
第十一話 死後、「我々の意識」は、どこまでも拡大していく
第十二話 あなたが「夢」から覚めるとき
終 話 二一世紀、「科学」と「宗教」は一つになる