講談社現代新書の「今を生きる思想」シリーズ。
内容物は以下の文章に尽きる。
どんなに強圧的な体制のどんなに巧妙な支配でも、
一人一人の人間の活動を思い通りに操作することはできない。
人の素質や性質、置かれた条件は一人一人違っており、
必ず誰かが予想から外れた行動をして、それに異を唱えるだろう。
はじめに 未来の「全体主義」に抗うために
第1章 反ユダヤ主義の起源
第2章 「大衆」の登場
第3章 全体主義の構造
第4章 全体主義が破壊するもの
第5章 抵抗の拠り所としての「事実」
第6章 「事実の真理」を守り抜く
終わりに 希望を語り継ぐこと