「ツバキ文具店」以降エッセイが多くて少し残念だったけど、
また小説が出て来たなぁと注目していた作品。
ちょっと前に文庫落ちしていて気になってたら
古本屋の年始セールに出ていたので早々に回収😅
主人公は三十三歳ながら末期癌となり
瀬戸内のホスピス「ライオンの家」で残りの日々を過ごす海野雫。
ホスピスのゲストを通して「死」に直面し
自分の「死」を受け入れていく過程が
瀬戸内のあたたかな陽光のようにキラキラと描かれている。
「ライオンの家」の代表マドンナって
「ハウルの動く城」のソフィーの姿が思い浮ぶんだよなぁ…。
やっぱりこの人の作風って好きだな。
他の作品も回収してきてあるので
おいおい読んでみよう。